チランジア界隈には「巨大化計画」と呼ばれる不気味なものに取組んでいる方がいます。そのうちの一人が私です。笑
今回はそんな禁断の巨大化計画の記録をご紹介します。
チランジア巨大化計画とは
チランジアの育成は「しっかり濡らす・しっかり乾かす」が基本ですが、巨大化計画では「常に濡らす」を実行していきます。
バケツにドボンと入れるのではなく、根本だけつけるようにします。
※発根していれば根を水に入れるようにしましょう。
そして、今回の肝になるのが肥料の「THE COMPOST」、活力剤の「BLACK WATER」です。
まずはそれぞれについて説明します。
1.THE COMPOSTについて
熱帯植物栽培家の杉山氏が作成した汚泥発酵肥料です。成分は食品工業汚泥、おがくず、剪定枝破砕材が中心となっており、自然由来の肥料となっております。
汚泥といっても匂いは無いので、室内で使用することも可能です。

2.BLACK WATERについて
お次も同じく杉山氏が生み出したものです。ブラックウォーターという活力剤になります。
直接かけるのではなく、水に薄めて使用します。
1プッシュが0.2mlで、1ℓに1プッシュで5000倍液になります。この辺の配慮がうれしいです。
週に1〜3回ほど与えることが出来ます!

3.今回の被検体
今回はファシクラータ、イオナンタルブラ、イオナンタフエゴを被検体として管理していきます。


4.実験方法(2022年3月1日〜)
【ファシクラータ】
コンポストをスプーンでとり、うえからかけます。


このファシクラータはなるべく中心に水をためる管理をしていきます。
【イオナンタ】
こちらは根元を水に浸し続ける管理をしていきます。そのためにちょっとした工作をしました。笑
使用したものはこちら↓

- プラスチックコップ
- ビニールテープ
- 穴あけ
- 野良猫よけ(正式名称不明)
※針金は結局使いませんでした笑
まずはプラコップを半分くらいに切ります。切り口が鋭利なので、ビニールテープで覆いましょう。

次にねこよけを小さく切ってプラコップに入れます。

で、そこにチラを入れ、根本の高さで穴をあけます。雨とかが降ってもここから出るようにします。

あとは水を入れて完了です。

そしてこの上からコンポストをかけます!
この水は毎日足すこととします。
5.まとめ
今回は始動編としてのまとめになります。今後も成長過程を記事にしてまいります!