チランジア巨大化計画の始動(ブラックウォーター・コンポスト)

  • 2022年3月10日
  • 2022年3月10日
  • 実験
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チランジア界隈には「巨大化計画」と呼ばれる不気味なものに取組んでいる方がいます。そのうちの一人が私です。笑

今回はそんな禁断の巨大化計画の記録をご紹介します。

チランジア巨大化計画とは

チランジアの育成は「しっかり濡らす・しっかり乾かす」が基本ですが、巨大化計画では「常に濡らす」を実行していきます。

バケツにドボンと入れるのではなく、根本だけつけるようにします。

※発根していれば根を水に入れるようにしましょう。

そして、今回の肝になるのが肥料の「THE COMPOST」、活力剤の「BLACK WATER」です。

まずはそれぞれについて説明します。

1.THE COMPOSTについて

熱帯植物栽培家の杉山氏が作成した汚泥発酵肥料です。成分は食品工業汚泥、おがくず、剪定枝破砕材が中心となっており、自然由来の肥料となっております。

汚泥といっても匂いは無いので、室内で使用することも可能です。

2.BLACK WATERについて

お次も同じく杉山氏が生み出したものです。ブラックウォーターという活力剤になります。

直接かけるのではなく、水に薄めて使用します。

1プッシュが0.2mlで、1ℓに1プッシュで5000倍液になります。この辺の配慮がうれしいです。

週に1〜3回ほど与えることが出来ます!

3.今回の被検体

今回はファシクラータ、イオナンタルブラ、イオナンタフエゴを被検体として管理していきます。

ファシクラータ(活着済み)
左:イオナンタルブラ 右:イオナンタフエゴ

4.実験方法(2022年3月1日〜)

ファシクラータ】

コンポストをスプーンでとり、うえからかけます。

水がたまるところには多めに入れます。根元の隙間にも入れました。

このファシクラータはなるべく中心に水をためる管理をしていきます。

【イオナンタ】

こちらは根元を水に浸し続ける管理をしていきます。そのためにちょっとした工作をしました。笑

使用したものはこちら↓

  • プラスチックコップ
  • ビニールテープ
  • 穴あけ
  • 野良猫よけ(正式名称不明)

    ※針金は結局使いませんでした笑

まずはプラコップを半分くらいに切ります。切り口が鋭利なので、ビニールテープで覆いましょう。

次にねこよけを小さく切ってプラコップに入れます。

こんな感じで

で、そこにチラを入れ、根本の高さで穴をあけます。雨とかが降ってもここから出るようにします。

あとは水を入れて完了です。

そしてこの上からコンポストをかけます!

この水は毎日足すこととします。

5.まとめ

今回は始動編としてのまとめになります。今後も成長過程を記事にしてまいります!

>ねこたん けんきゅうじょ

ねこたん けんきゅうじょ

チランジア・エアプランツを試行錯誤しながら育てる様を温かく見守っていただけると嬉しいです。

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